徴物使

徴物使
ちょうもつし【徴物使】
平安時代, 封主が封戸の調庸の徴収のために置いた職。 封戸の調庸は国郡司の責任において封主に送るのが原則で, その出納にあたるのが徴物使だったと考えられるが, 平安中期以降納入の遅滞が顕著になると, 納入のため上京する郡司を途中で襲ったり, 当国まで出向いて強奪したり, 盗賊的行為をはたらくようになったという。

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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